こんにちは、家具ギャラリーよろこび店長の福山です。
今回はソファーの選び方~ファブリックシート(布シート)編~をご案内致します。
シート生地によって、ソファーの印象は変わります
ソファーのシート生地には主に
1.本革
2.合成皮革
3.布(ファブリック)
4.人工スエード
の4種類があります。
同じデザインのソファーでも、
生地が変わると、その印象が大きく異なります。
ファブリックソファー
ファブリックソファー(布シートソファー)のイメージは
・やわらかい雰囲気
・家庭用がメイン
・あたたかい
・シートのバリエーションが豊富
・カバーが交換できる
・汚れそう
・生地が弱そう
などが挙げられます。
ファブリックソファーの魅力って?
ファブリックソファーの一番の魅力は
シートバリエーションの豊富さです。
家具ギャラリーよろこびの取り扱いメーカーには
これだけのシートの中から生地を選ぶ事ができるところもあります。
例えば、同じベージュ系の色合いでも
・綿や麻系のサラっとしたもの
・化繊系の毛足の長いもの
・ウール系のボリュームのあるもの など
様々なバリエーションがあります。
染色をしやすいのでカラーも豊富ですし、
生地の編み方を変えたり、プリントしたりする事で
模様を入れる事ができるのも特徴です。
また、後述しますが、
カバーリングタイプのソファーでは
季節や気分でソファーの色合いを変更する事ができます。
ファブリックソファーでお部屋の雰囲気もやわらかく
ファブリックソファーのもう1つの魅力は、
そのやわらかい雰囲気です。
革や合皮のソファーの場合は
かっちりとした印象になりますが、
ファブリックソファーの場合ですと
より家庭的であたたかい印象になります。
生地を本革にした場合
生地をファブリックにした場合
明るい色合いのシートを選ぶと、
お部屋のイメージもPOPに。
ボリュームたっぷりのタイプを濃い色合いのシートにした場合は
リゾート感やリラックス感、ゴージャスといった印象になります。
ファブリックソファー=汚れやすい?
お客様から「布のソファーって汚れませんか?」という質問をされる事が良くあります。
確かに、本革や合皮のソファーに比べると、
布シートの方が汚れがしみ込みやすかったり、
汚れが目立ちやすかったりするのは否めません
(「ソファーの選び方~本革編~」でご紹介したように、
質の良い本革ソファーも、表面のコーティングを行っていないので、
汚れが付きやすい特徴があります)。
しかし、最近のファブリックソファーは
クッションのカバーを取り外す事ができる
カバーリングタイプが増えていますので、
汚れた場合はカバーを取り外してお手入れする事ができます。
※ソファーがカバーリングタイプでない場合は、
濃い目の色合いのシートをお選び頂くか、
上から吹きかける系のソファークリーナーでのお手入れをお勧め致します。
ファブリックソファーはレイアウトの影響を受けにくい
本革や合皮のソファーですと、
直射日光が当たる場所やエアコンの風が直接吹き付ける場所に置くと
シートが傷みやすくなってしまいますが、
ファブリックソファーの場合はそれらの影響を受けにくいので、
お部屋のレイアウトの幅が広がります。
※ファブリックソファーのクッション内のウレタンは
紫外線を浴びるとボロボロになってしましますので、
カバーを外した状態での長時間放置はご注意ください。
ファブリックソファーは長い目で見ると経済的?
先程もご説明しましたが、
最近のファブリックソファーはカバーが取り外せる
カバーリングタイプが増えています。
カバーリングタイプはカバーを取り外してお手入れする事ができるのに加えて、
将来的にカバーが傷んだ場合には新品のカバーと付け替える事ができます。
また、カバーリングタイプのほとんどは
クッションとフレームが分離できる
置きクッションタイプですので、
カバーだけでなく、クッションも交換する事で
新品の座り心地に戻ります。
もちろん、新しく買い替えるよりも
クッションの交換の方がコストは掛かりませんので、
10年-15年といった長いスパンで考えると
ファブリックソファーの方が経済的です。
置きクッションタイプのソファー